マレーシアに於ける上場企業の化学メーカーと大手パームオイルミルとのタイアップで、低・カリウムEFBペレットの開発と安定供給体制を構築

マレーシアにおける化学メーカーが研究の末に、EFBから効率よくカリウム等の塩基を除去し、低カリウム&高カロリーのEFBペレットの量産技術を開発しました。低カリウムEFBペレットの製造を、EFBの安定供給元としての大手パームミルと協力し、安定したEFBペレットの生産、供給体制を開発しました。

新規燃料の持続性の確認方法を検討するエネルギー庁のワーキンググループでは、原材料の由来、労働環境、加工場の情報について明確にし、それが確認基準に適合するか否かという確認方法の方向になりつつありますが、上述のようにこのEFBペレットの原材料~加工~輸出のサプライチェーンについては、大手化学メーカーと大手パームミルが共同でしっかりとした管理を行ってゆきます。

2020年度には低カリウムEFBペレットの量産を本格スタートをいたします。事前に需要家様との商談を行うことで、ペレットのスペックに案シテのご要望をすり合わせてゆくことが可能です。カリウム濃度、カロリー、ペレットの硬さ等についてご相談をさせていただき、いわばオーダーメイドのバイオマス燃料の供給を実現します。